もうすぐ夏本番…エアコン・扇風機の火災事故に注意 5年で383件

熱中症対策に欠かせないエアコンや扇風機で、火災事故が毎年起きていることから、独立行政法人「製品評価技術基盤機構(NITE)」は25日、機器や使用方法に異常がないかチェックするよう呼びかけた。

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NITEによると、エアコンと扇風機の火災事故は2018年度からの5年間で383件あり、6~8月に集中している。

業者に頼まず自らエアコンの内部を洗浄したことで洗浄液が付着したままになり、洗浄液に引火して発煙や発火につながった例があった。電源コードを延ばすため、切断したコード同士をねじって継ぎ足し、接続部分から出火した例もあった。

経年劣化による火災事故も多い。NITEによると、メーカーにもよるが、標準使用期間は6~7年、長くても10年だという。この期間を超えるとコードの断線が進むほか、羽根を回す部分に不具合が生じることもある。19年8月には、滋賀県の高齢女性宅で40年以上使用していた扇風機が運転中に発煙した。

担当者は「夏本番を前に、まず試運転をして異常がないか確認し、不具合があればメーカーや専門業者に問い合わせてほしい」と呼び掛けた。(毎日新聞引用)

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