人生会議「知らない」72% 厚労省調査、普及に課題

人生の最終段階の医療やケアを事前に家族、医師らと話し合う「人生会議」を、一般国民の72.1%が「知らない」ことが22日、厚生労働省の調査で分かった。医師や看護師も20%程度が知らないと回答。身の回り品を整理する「断捨離」や、個人の最期を考える「終活」が知られてきた一方で、関係者で話し合うことの大切さの啓発が課題となっている。

人生会議は、欧米発祥の「ACP」(アドバンス・ケア・プランニング)を指す言葉。自分が望む医療やケアを考え、関係者と共有しておく。認知症や体調悪化で意思決定ができなくなると、望む医療を受けられなくなる恐れがあり、国は人生会議の普及に取り組んでいる。(共同通信引用)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です